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SATOBITO 現場実践型 人材変革プログラム

SATOBITO 現場実践型 人材変革プログラム

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論理だけで人は動かない PMが現場で得た”感情をロジックに組み込む”視点

QCD(品質・コスト・納期)を軸に論理と効率で物事を進める力は、多くの職場で求められます。しかしその環境に最適化されるほど、事実や数字の裏にある背景や人の感情は見えにくくなっていきます。

今回お話を伺ったのは、大手企業の情報システム部でプロジェクトマネージャーを務める松林さん。現場実践型 人材変革プログラム”SATOBITO”への参加を通じて、論理と感情を切り分けるのではなく”感情をロジックに組み込む”という新たな視点に気づいた松林さんが、その経験と変化を語ります。

・お話を伺った方   :松林 耕平 さん

・部署/役職        :株式会社ウィルグループ IT戦略本部 ソリューション開発部 マネージャー

・勤続年数         :8年

・実施プログラム   :課題探求コース(異業種形式)


現場に行けば、何かが変わる気がした

――SATOBITO参加時の業務と役割について教えてください。

参加当時は情報システム部門で、社内業務システム刷新のプロジェクトマネジメントを担当していました。当社でいうマネージャーはいわゆる課長職で、自分の課のメンバーのマネジメントをしながらシステム開発も進める役割です。現在は課の統合もあり、メンバーが倍になり、責任範囲も広がりました。

――SATOBITOに期待していたことはありますか。

マネージャー以上の社員の中から社長指名で選ばれたので最初は戸惑いもありました。ただ、これまで、”社会課題解決”という抽象度の高いテーマを扱う機会はほとんどありませんでした。だからこそ、パソコンの前に座っているだけでは得られない何かを感じられるのではないかという期待を持っていました。

机上の空論に気づいたフィールドワーク

――SATOBITOに参加して印象に残っていることはありますか。

まずは、とにかくご飯が美味しかったです(笑)。

都心では感じられない空気感も印象に残っています。フィールドワーク前に「五感をONにして、普段自分が考えないことや感じないことにアンテナをたてましょう」と聞いた時は、ピンときていませんでした。しかし、実際に奥多摩のわさび田までの道のりも険しく「数週間前に巨大な落石があった」と聞きました。スーパーまで車で25分かかる生活も、自分も地元で経験していたはずなのに完全に忘れてしまっていました。自然環境の厳しさの中で、地域に根ざして生きている人たちがいる。その背景を知ろうとせずに、いつの間にかパソコンで得られる情報を中心にした机上だけで語っていたんだと気づかされました。

ロジックだけでは、人は動かない

――SATOBITOを通じて、ご自身の変化はありましたか。

システム開発って、基本的にはゼロかイチかの世界なんです。ロジックが正しいかどうかが重要で、感情は排除されがちです。私自身も、相手の話を論理だけで受け止めるタイプでした。でも今回、地域事業者の方々と話していて、”想い”がすごく強いと感じたんです。

例えば、森と市庭の牛島さんが「子どもや孫に森を残したいけど残せない」とおっしゃっていたのはショックでした。一度手を入れた森は手入れをし続ける必要があり、経済的には大きな負担がかかる。単純にビジネスの損得だけではなく、そこに人生や誇りがある。その現実に触れた時、「ロジックだけでは成り立たないんだな」と感じました。

もちろんロジックは大事です。でも、「こうしたい」「守りたい」という感情や熱量を切り捨てすぎていたのではないかと考えるようになりました。相手の気持ちや背景といったところに少し目が向くようになったと感じています。

――仕事への向き合い方にも変化はありましたか。

私はこれまで、自分を「大きな組織の歯車の1つでしかない」と思っていたんです。でも現地で出会った方々は「地域を守りたい」「文化を残したい」「次世代につなげたい」という想いを持って活動されていました。今は「歯車なりにできることがあるんじゃないか」と考え始めています。まだ答えは出ていませんが、仕事への向き合い方を見つめ直すきっかけになりました。 

いつもの仕事では得られない学び

――今後、SATOBITOでの経験をどのように活かしていきたいですか。

短期的には、課題の定義を丁寧に行うことがすでに業務で役立っています。 私は以前からできているつもりだったのですが、SATOBITOを通じて「それって本当に事実なのか」「ただの仮説ではないのか」「理想と混ざっていないか」など、一度立ち止まって考えるようになりました。メンバーがあげてきた課題に対しても、「それは事実ではなく仮説だよね」と整理できるようになった感覚があります。

長期的には、自分のキャリアがさらに上がった時や新しい挑戦をする時に活かせると思っています。今までの仕事の“型”だけでは、新しい課題にぶつかった時に通用しなくなる。今回の経験で、頭の切り替え方を学べた気がしています。

――どんな人にお勧めしたいですか。

管理職一歩手前の人ですね。仕事のやり方が固まり始めているけれど、次に進み切れていない人。特に、情報システム部のように、論理中心で仕事をしている人には大きな学びになると思います。「今の思考法だけが正解じゃない」と気づける機会になるはずです。

――最後に、SATOBITOのプログラムを一言で表すとなんでしょうか。

“非日常に浸かれる機会”です。いつもの仕事では考えないこと、話さないこと、動かないことを経験できる。そして、その非日常が、自分の仕事やキャリアを見つめ直すきっかけになると思います。

*サービス内容やお話を伺った方のご担当部署・役職などの情報はインタビュー当時のものとなり、現在とは異なる場合がございます。

社名株式会社ウィルグループ
業種サービス業(人材業界・アウトソーシング事業)
従業員数連結約9,000名
実施プログラム課題探求コース(異業種形式)

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